9月に入りいつまでも残暑が残る日々ですが、いくらかしのぎ易い日なので
二子玉川で久しぶりに学生時代の仲良しと会いました。
ちょうど高島屋のアレーナホールで「草乃しずか日本刺繍展」をやっていました。
優雅な平安朝の素晴らしい刺繍に時間の過ぎるのを忘れました。
草乃しずかさんは着物の似合う気さくな方で写真をお願いしましたら
気楽にOKしてくれました。NHKの「おしゃれ工房」や「徹子の部屋」などにも
出演されています。
「源氏物語美しく生きる」によせて
やがて生まれてくる赤ちゃんのために、白い産着に一輪の花・・・・・
それは、母になる喜びの刺繍でした。
40年経った今も、針と糸を通して自分探しをしてしております。
源氏物語は、年を重ねる事の悲しみや喜びを教えてくれました。
平安王朝の人々が、月や風、四季の草花の移ろいに自分の心を託していますが
その思いは千年経った今も同じなのだと・・・・・。
源氏物語の世界を私なりに受け止め、54点の作品を仕上げた時
自分らしく美しく生きる旅が始まりました。
情報時代の今、いろいろなことが性急で、つい流されがちになりますが
ふと立ち止まる勇気を持ち、自分自身をゆっくり感じてみてはいかがでしょう。
草乃しずか
素晴らしい源氏物語の作品はあいにくとカメラには収められませんでしたが
ため息のでるような素晴らしい世界でした。
私はフランス刺繍しか習いませんでしたが、絹糸で綴ったこころ模様に感動しました。
たくさんの人がため息をついて・・・・・
(9月1日~13日まで開催されています・・・玉川高島屋西館アレーナホール)