花散らしの雨の中、毎年行われる「銀座書廊」で友人の油絵の展覧会へ行く。
みなさん年々上達され、素晴らしい絵を見せてもらい感動しました。
そのあと、「中国薬膳料理」を食べに行きました。
ランチは比較的リーズナブルで「飲茶全10品と中国銘茶付き」で
3,650円(税込み)でした。
お茶は「大紅ほう」という貴重な岩茶(癖のない香りの良いお茶)
前菜三種(焼き豚、くらげ、乾燥豆腐のそうめん風)
真珠粉入りふかひれスープ(たくさんふかひれが入っていた)
小龍包、えび餃子
春巻き
大根餅
野菜ワンタン
木の子とゆば巻き鍋
デザートは(暖) 胡麻湯団
(冷) 杏仁豆腐
なかなか、味もよくてそれぞれに身体にいいものばかりでした。
場所は銀座大通に面しているかねまつビルの6階です。
『薬膳のお話』
食事で元気な身体は作れるが、不摂生の食事で身体を壊すといいます。
薬も食材も様々な効果があります。
賢明な人は、病気の前兆が現れたときに、まず食事で食材の効能を上手に
取り入れて病気を予防します。
食事で治らない時に初めて薬を飲みます。
何よりも本人の抵抗力や免疫で病気を治すことが大切です。
薬膳料理は季節、気候、旬のもの、涼性(陰)、温性(陽)の食材を利用して
漢方薬と素材を合理的に組み合わせ、美しさを保つ、健康維持、病後の
回復に役立つ養生食です。
「夜は生大根、朝は酢生姜の養生法」をご紹介します。
大根の性は「寒」で陰に属している。夜は陰の時間です
大根は「消化促進・整腸・降血脂・通便・沈着・体内の気を整える」と
いう効能があります。
寝る前に、生大根を皮付きのまま2cm程度の厚さに切り2~3切れ食べます。
消化力を高め、植物繊維が豊富で腸を掃除してくれ、翌朝の通便を助けます。
また、鎮静効果ですぐに熟睡できるようになります。
生姜の性は「温」で陽に属し「朝は陽の時間」に戻ります。
生姜は「発汗・健胃・興奮・食欲増進・脳の働きを高める」効果があります。
朝起きた時に、黒酢に漬けた皮付きの生姜を薄切りにして2~3枚食べます。
食欲がわき一晩眠っていた体を興奮させ、血の流れを十分にさせる事によって
頭がすっきりし、元気に仕事が出来ます。
食材の効能を知る事によって、日常の生活をより快適に過ごせるようになります。
身近な食材をうまく取り入れて健康で過ごせたらいいと思います。
薬膳アドバイザー 謝
私も簡単なので以上の事を試してみようと思いました。